XM
更新日 2019年9月26日

顧客数や事業規模において、世界最大のインターネット専門FXサービスを提供しているのがXMグループです。XMの事業所は日本にありませんが、十数名の日本人スタッフが24時間対応する日本語サポート体制は、海外FX業界で一番整備されています。

マイクロ、スタンダード、XM Zeroと3種類の口座を用意、最大8口座まで開設可能です。NDD方式を採用しており、XM Zero口座がECN方式、マイクロ・スタンダード口座はSTP方式で運用されています。

全口座の有効証拠金総額が2万ドル以下の場合、レバレッジは、1倍から888倍まで変更可能(XM Zero口座は500倍まで)です。有効証拠金総額が2万ドルを超え、かつ10万ドル以下のレバレッジは、1倍から200倍の範囲、同総額が10万ドルを超えた場合のレバレッジは、1倍から100倍の範囲になります。

ユーロ・デンマーククローネや米ドル・ロシアルーブルは最大50倍、米ドル・トルコリラは最大100倍など、一部の通貨ペアにはレバレッジ制限があります。

強制ロスカット水準は、証拠金維持率20%です。

インセンティブ

XMは、投資家にとってのインセンティブが充実しています。初回口座開設ボーナスや入金ボーナス(いずれも口座別で管理)、そして、取引ごとに獲得できるXMポイント(XMP、マイクロ・スタンダードの全口座一括で管理)があります。

キャッシュバック(CB)なしのイントロデューシング・ブローカー(IB)経由登録やXM直接登録による新規リアル口座開設時に、口座の基本通貨が、円は3,000JPY、米ドルなら30USD、ユーロでは25EURのボーナスとして獲得できます。

また、マイクロおよびスタンダード口座では入金に対するボーナスがあり、500ドルまでは100%、これ以外の22,500ドルまでは20%分付与されます。

XM Zero口座は入金ボーナス対象外、下記表にはありませんが、キャッシュバックサイト(CBS)経由の登録口座では、新規開設・入金いずれのボーナスも対象外となります。

もし、XMに初めて口座を設ける際、CBS経由で開設してしまうと、以後、XM直接登録で口座を開いたとしても、新規口座開設ボーナスを受け取れなくなってしまうので、最初は必ず、XM直接登録(CBなしIB経由登録を含む)で口座を設けましょう。

XM口座タイプ

マイクロ・スタンダード口座では、10分以上のポジション保持を条件にXMポイントが付与されます。

そして、マイクロ・スタンダード口座の取引活動期間に応じた、4段階のロイヤルティステータス制度(全口座一括で管理)を用意しています。1往復取引ごとに、スターティングレベルのエグゼクティブでは、1スタンダードロット(10万通貨)あたり10XMPが付与されます。エグゼクティブレベルで30日間取引すると、ゴールドレベルにアップグレードされます。

なお、ロイヤルティステータスにおいても、ポジション保有時間が10分未満の取引しかない日は、取引日としてカウントされません。ログインや入出金、口座間資金移動(振替)は、同ステータスで取引行為とみなされません。

FXサービスのインセンティブ充実度の高さとしてFBSを掲げる人もいます。FBSのロイヤルティプログラムは、XMと同様にステータスが4段階ありますが、ステータス維持やランクアップの条件として、取引ごとに付与されるポイントや入金額を設定しています。取引でFBSのポイントを獲得するには、ポジション保有時と決済時の価格差が59ポイント(各通貨の最小売買単位)以上必要という規定もあります。

これに対し、XMのロイヤルティステータスは、ランクアップ条件が取引日のみですので、誰もが最上位ランクへ容易に到達可能であると言えます。10分以上のポジションであれば、マイクロ口座で0.01ロットの取引でもいいのです(マイクロ口座MT5での最小取引サイズは0.1ロット)。XMポイント獲得には、取引でのポジション保有時と決済時の価格差は関係ありません。

XMロイヤルティステータス

ゴールドレベルで60日間取引すれば、ダイヤモンドレベルへアップグレード、さらに、ダイヤモンドレベルで100日間取引すれば、最上位のエリートレベルにランクアップできます。

10万通貨の往復取引あたり、ゴールドは13XMP、ダイヤモンドなら16XMP、エリートになると20XMPが付与されます。つまり、エリートのXMポイント付与率は、エグゼクティブの2倍になるのです。

XMポイントは、÷3でボーナスへ換金できます。そして、ステータスがダイヤモンドとエリートにおいては、÷40で現金へも換金可能です。計算は米ドルベースで、保有XMPが1,200の場合、ボーナスには400米ドル、現金へは30米ドルの換金率となります。

結局、XMポイントは、現金への換金率が非常に低いため、ボーナスにして利用するべきです。

ボーナスは現金への変換が不可で、ボーナス自体は出金できず、そして、出金時に消失します。XMのアカウントでは、ボーナスはすべて「クレジット」と表現しており、口座残高に占める出金額の割合でクレジットが減少する事になります。

あくまでも、出金できるのは、入金額や取引による損益額の範囲内での現金残高です。

また、XM直接登録(CBなしIB経由登録を含む)のマイクロ・スタンダード口座にあるボーナスは、XM Zero口座やCBS経由登録口座への移動が不可で、同ルートでの資金振替時に消失します。この資金振替時ボーナス消失についても、出金時と同様に、口座残高に占める移動額の割合でクレジット減少となります。

長期間取引がない場合、XMポイントやロイヤルティステータスはどうなるでしょうか。

まず、エグゼクティブレベルで42営業日連続して取引がない場合、保有するXMPはすべて消失します。そして、ゴールドレベルで30営業日、ダイヤモンドで60営業日、エリートで100営業日連続して取引がない場合、XMPがすべて消失すると同時に、エグゼクティブレベルにリセットされます。ここで述べた営業日は土日を含みません。

特に、ゴールドレベルの非取引日カウントは30日と一番短いですので注意が必要です。各口座の取引履歴を確認し、最終取引日の定期的チェックを行いましょう。

往復取引後、即座に、XMポイントは付与されボーナスへの換金が可能となります。換金されたボーナスは、そのままXMの口座で利用できます。

CBSのリベートは最短の業者でも1週間、FBSが自社で行っているリベート(FBSのリベートを獲得する場合も、取引におけるポジション保有時と決済時の価格差が59ポイント以上必要)は最短で翌日であるのに対し、取引後、ただちに獲得できるXMポイントは、すぐにボーナスへ変換し利用可能となるため、今必要という時、証拠金を充実させる安定取引や取引原資として威力を発揮するでしょう。

スプレッド・手数料

スタンダード口座とXM Zero口座で、スプレッド・手数料コストを比較するとどうなるでしょうか。トレーダーが一番知りたい情報のはずですが、これを明確に記載したウェブサイトは、本記事執筆時点でどこにも見当たりませんでした。本サイトでは徹底分析します。

スプレッド・手数料

XMによると、スタンダード口座の平均スプレッドは、USDJPYが0.016、EURUSDで0.00017となっています。

つまり、米ドル・円は1米ドルあたり0.016円、0.1ロット(以下1万通貨)往復取引で160円、1ロット(以下10万通貨)往復1,600円、10ロット往復が16,000円のコスト、ユーロ・米ドルは1ユーロあたり0.00017米ドル、0.1ロット往復取引で1.7米ドル、1ロット往復17米ドル、10ロット往復が170米ドルのコストという事になります(表の円換算は1米ドル105円で計算、小数点以下は四捨五入)。

マイクロ・スタンダード口座では、手数料が0円です。なお、取引コストとして、スワップ金利が別途必要な場合がありますが、同金利は、通貨ペアおよび取引数が同じであれば、どの口座でも同じ負担額となるため、口座間のコスト比較を検証するここでは割愛します。

1ロットあたり、ロイヤルティステータスがエグゼクティブでは10XMP(3.33米ドル)、最上位のエリートで20XMP(6.67米ドル)が付与される事は上の項目で述べました。10分以上ポジション保持、XMPをボーナスへ変換する前提で、1米ドル105円として還元率を計算します(米ドル建てボーナスの円換算時、小数点以下を四捨五入。還元率は、パーセンテージ小数第2位四捨五入)。

スタンダード口座の平均スプレッドに占めるXMポイントのボーナス還元率について、米ドル・円は、エグゼクティブが21.9%、エリートでは43.8%、ユーロ・米ドルは、エグゼクティブが19.6%、エリートでは39.2%となり、負担したスプレッドコストの内、これら通貨で少なくとも2割程度は、XMPのボーナスとして返ってくるのが分かります。

XM Zero口座の平均スプレッドは、USDJPYが0.001、EURUSDで0.00001です。米ドル・円は1米ドルあたり0.001円、0.1ロット往復取引で10円、1ロット往復100円、10ロット往復が1,000円のコスト、ユーロ・米ドルなら1ユーロあたり0.00001米ドルですので、0.1ロット往復取引は0.1米ドル、1ロット往復1米ドル、10ロット往復で10米ドルのスプレッドコストとなります。

XM Zero口座ではスプレッドコストに加え、1ロットあたり、片道5通貨(通貨ペアの左側が通貨単位)の手数料が発生します。1ロット往復取引手数料は、米ドル・円が10ドル、ユーロ・米ドルが10ユーロになります。

なお、上記のスタンダード、XM Zero口座における、米ドル・円とユーロ・米ドルの平均スプレッド数値は、2019年9月26日時点のXM情報に基づくものです。この数値は変動する可能性がありますのでご了承ください。

1米ドル105円、1ユーロ115円として、XM Zero口座におけるスプレッド・手数料の合計負担額を計算してみましょう。

米ドル・円は、0.1ロット往復がスプレッド10円+手数料105円で115円、1ロット往復がスプレッド100円+手数料1,050円の1,150円、10ロット往復がスプレッド1,000円+手数料10,500円の11,500円、ユーロ・米ドルでは、0.1ロット往復がスプレッド11円+手数料115円で126円、1ロット往復がスプレッド105円+手数料1,150円の1,255円、10ロット往復がスプレッド1,050円+手数料11,500円で12,550円の負担額となっています。

上記平均スプレッドと手数料の総コストで比べると、米ドル・円ペアの1ロット往復取引では、スタンダード口座が1,600円なのに対し、XM Zero口座は450円安い1,150円、同ペア10ロット往復では、スタンダード口座16,000円に対し、XM Zero口座は4,500円安い11,500円です。

また、平均スプレッドと手数料の総コスト比較において、ユーロ・米ドルペアの1ロット往復取引では、スタンダード口座が1,785円なのに対し、XM Zero口座は530円安い1,255円、同ペア10ロット往復では、スタンダード口座17,850円に対し、XM Zero口座は5,300円安い12,550円になっています。

しかし、XM Zero口座は、ロイヤルティステータス制度対象外でXMポイントが付きません。10分以上ポジション保持、XMPをボーナスへ変換する前提で、1米ドル105円として還元計算(スタンダード口座スプレッドコスト−XMPボーナス)した、スタンダード口座各ステータスにおける実質スプレッドコストと、XM Zero口座のスプレッド・手数料コストを比較してみます。

通貨ペアに関係なく、スタンダード口座の1ロット往復取引では、エグゼクティブレベルで3.33米ドル(350円)、ゴールドレベルで4.33米ドル(455円)、ダイヤモンドレベルで5.33米ドル(560円)、エリートレベルで6.67米ドル(700円)、10ロット往復では、エグゼクティブで33.33米ドル(3,500円)、ゴールドで43.33米ドル(4,550円)、ダイヤモンドで53.33米ドル(5,600円)、エリートで66.67米ドル(7,000円)のボーナスを獲得できます。

米ドル・円取引コスト比較

平均スプレッドと手数料の総コスト比較では、米ドル・円ペア1ロット往復は、XM Zero口座がスタンダード口座より450円安かったのに対し、スタンダード口座でXMポイントのボーナス換金を加味した場合、ゴールドステータス以上は450円を超える還元があるため、同ペア取引において、ゴールド以上である限り、スタンダード口座の方がXM Zero口座よりお得になります。

米ドル・円ペア1ロット往復取引では、XM Zero口座1,150円のコストに対し、スタンダード口座エリートステータスは、XMPボーナス還元後、900円で済む計算なので250円安くなります。

同様に、米ドル・円ペアの10ロット往復は、XM Zero口座がスタンダード口座より4,500円安かったのに対し、XMポイントのボーナス換金を加味すると、ゴールドステータス以上は4,500円を超える還元があるため、同ペア取引のゴールド以上では、スタンダード口座の方がXM Zero口座よりお得になります。

同ペア10ロット往復取引では、XM Zero口座11,500円のコストに対し、スタンダード口座エリートレベルは、XMPボーナス還元後、9,000円で済む計算なので2,500円安くなります。

ユーロ・米ドル取引コスト比較

一方、総コスト比較で、ユーロ・米ドルペア1ロット往復は、XM Zero口座がスタンダード口座より530円安かったのに対し、スタンダード口座でXMポイントのボーナス換金を加味した場合、ダイヤモンドステータス以上は530円を超える還元があるため、同ペア取引において、ダイヤモンド以上である限り、スタンダード口座の方がXM Zero口座よりお得になります。

ユーロ・米ドルペア1ロット往復取引では、XM Zero口座1,255円のコストに対し、スタンダード口座エリートステータスは、XMPボーナス還元計算後、1,085円となるので170円安くなります。

そして、ユーロ・米ドルペアの10ロット往復は、XM Zero口座がスタンダード口座より5,300円安かったのに対し、XMポイントのボーナス換金を加味すると、ダイヤモンドステータス以上は5,300円を超える還元があるため、同ペア取引のダイヤモンド以上では、スタンダード口座の方がXM Zero口座よりお得になります。

同ペア10ロット往復取引では、XM Zero口座12,550円のコストに対し、スタンダード口座エリートレベルは、XMPボーナス還元計算後、10,850円となり1,700円安くなります。

結論として、XMでは、ロイヤルティステータスのダイヤモンドレベル以上を目指し、スタンダード口座で取引するのが投資効率において優れていると言えます。

長期間利用なしの口座、入出金

複数の口座を設け取引していると、特定の口座で長期間利用なしになったりします。XMでは一定期間利用がない場合、ボーナスは消失し、口座維持手数料が発生します。

上記インセンティブの項目、長期間取引がない場合のXMポイントやロイヤルティステータスの部分でも述べましたが、各口座の取引履歴を確認して最終取引日の定期的チェックを行い、必要な口座だけを残す様にしましょう。

非取引日が連続90暦日になった場合、休眠口座か凍結口座とみなされます。休眠口座とは、全口座一括で判定する取引実態のない顧客、凍結口座とは、口座個別で判定する稼働していない不要口座を意味します。

ロイヤルティステータスの取引・非取引日カウントは、土日を含めない月曜から金曜の営業日ベースであるのに対し、休眠・凍結口座の非取引日カウントは、土日を含む暦日ベースとなります。

ロイヤルティステータスでは、ポジション保有時間が10分未満の取引しかない日は取引日とみなさず、入出金は取引行為になりませんでした。

休眠・凍結口座の非取引日カウントでは、10分未満のポジション保有でも取引とみなしますし、入出金も取引行為になりますので、これらの取引が全くない日から90暦日を数えます。

所有するすべての口座で90暦日取引がない場合、残高があるものについては休眠口座となります。休眠口座になると、口座1つにつき5米ドルの維持手数料が課金され、全口座のボーナス残高は消失します。

5米ドル相当に満たない残高は、全額課金対象となります。残高ゼロになってから90暦日取引がなければ、今度は凍結口座へ移行します。なお、残高ゼロの口座に維持手数料が課される事はありません。

例を挙げます。口座が1つしかなく、残高のある状態で90暦日取引がなければ休眠口座となります。また、A・B・Cの3口座を保有し、このいずれにも残高があり、全口座で90暦日取引がない場合も休眠口座になります。

一方、A・B・Cの3口座を保有し、このいずれにも残高があるけれども、90暦日期間中、A口座のみで取引があったという場合は休眠口座になりません。それぞれに残高がある口座の内、1つでも90暦日以内に取引があれば、休眠口座を避けられるのです。

取引なしと残高なしという2つの要件で90暦日経過すれば凍結口座となります。凍結口座になると、当該口座での取引はできなくなり同口座ボーナスは消失します。凍結口座は、必要のない口座として解約扱いになるのです。

ただし、口座の追加は8個まで自由ですので、取引したい口座が凍結されても、追加は簡単にできます。

入金方法として、VISAとJCBのクレジットおよびデビットカード、bitwalletやSTICPAYのオンラインウォレット、XMが設けている日本の銀行口座への振込があります。出金方法では、VISAのクレジットおよびデビットカード、bitwalletやSticPayのオンラインウォレット、そして、顧客の銀行口座への国際送金があります。

最低出金額は、VISAのクレジットおよびデビットカード、bitwallet、SticPayが500円もしくは500米ドル、国際銀行送金が1万円です。

XMはマネーロンダリング防止のため、入金元への出金優先制度を設けています。取引による利益計上の結果、入金額を上回った残高を出金する場合、入金額までは入金元への返金、入金額を超えた残高は国際銀行送金という手続きになります。

JCBのクレジットおよびデビットカードは、出金方法としての選択自体できませんので、JCBカードでの入金を経た残高の出金は、全額が国際銀行送金になります。

XM側銀行の着金・送金に関する手数料は無料(銀行振込による入金の場合、1万円以上が対象。国際銀行送金による出金の場合は、200米ドル以上が対象。)ですが、銀行振込による入金には、顧客側銀行の振込手数料がかかります。また、国際銀行送金による出金では、受領側である日本の銀行が海外からの入金手数料(4,000円程度)を設定しているため、別途確認が必要です。

XMは、外国為替証拠金取引の能力を伸ばしたいという人に最適だと思います。リスクゼロのデモ口座や投資額が少ないマイクロ口座を選択でき、丁寧で迅速な日本語サポートが疑問に対応してくれます。相場状況に合わせ、レバレッジ倍率は柔軟に変更可能で、ウェブ上のセミナーであるウェビナーを、毎週無料でライブ放送(日本語)しています。

XMを大いに活用する事で、確実に投資スキルは上達するでしょう。

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